ジュエリー制作を始めたいと思ったとき、多くの人はまず「作り方」を知りたいと思います。
糸鋸の使い方やロウ付け、石留めや磨き方。
もちろん、それらはジュエリー制作に欠かせない技術です。
けれど実際には、技術だけを学んでも良い作品が作れるとは限りません。
なぜなら、ジュエリー制作には想像以上に幅広い知識が関わっているからです。
例えば、金属にはそれぞれ異なる性質があります。
銀と真鍮では加工のしやすさが違い、宝石によっては熱や衝撃に弱いものもあります。
工具にもそれぞれ役割があり、安全に作業するためには正しい使い方を知る必要があります。
さらに、自分のイメージを形にするためにはデザインの考え方が必要ですし、作品を販売したいのであれば価格設定や素材表示についても知っておかなければなりません。
つまり、ジュエリー制作とは単に「作る技術」だけではなく、
・素材を知ること
・道具を知ること
・宝石を知ること
・デザインを考えること
・作品を届けること
までを含んだ、とても奥深い世界なのです。
クラフトルームHAKATAの基礎講座(座学)では、こうしたジュエリーに関わる知識を幅広く学んでいただけます。(毎週火曜日②15:00~(120分)、第二日曜日①11:00~(120分)
メンバーさんはチケットで受講できます。
ただし、一般的な講座のように決められた順番で一方的に進めるわけではありません。
基礎講座はマンツーマン形式で行っており、まずは受講生の方が知りたいこと、聞いてみたいことからスタートします。
人によって、これまでの経験や予備知識はさまざまです。
宝石には詳しいけれど工具は初めてという方もいれば、制作経験はあっても素材について学んだことがないという方もいらっしゃいます。
そのため会話をしながら、知っていることと知らないことを整理し、その方に必要な内容へと進めていきます。
疑問に思ったことは、どんどん質問してください。
質問にお答えしながら、関連する知識や背景についてもお話ししていきます。
つまり、クラフトルームHAKATAの基礎講座は、受講生の疑問から始まる座学です。
最初は、
「何を質問したらいいのか分からない」
という方も少なくありません。
けれど話をしているうちに、
「なぜ銀を使うのですか?」
「宝石はどう選ぶのですか?」
「作家になるには何が必要ですか?」
と、少しずつ新しい疑問が生まれてきます。
学ぶことは、疑問を解決することでもあり、新しい興味を見つけることでもあります。
そして、ジュエリー制作の終着点は、決して技術の習得だけではありません。
身につける人が嬉しくなること。
贈られた人が笑顔になること。
作品を通して気持ちが伝わること。
そんな「誰かに喜んでもらうこと」が、ジュエリーの持つ大きな魅力だと思います。
基礎講座では、そのために必要な土台を一つひとつ学んでいきます。
焦らず、着実に。
コメント