ジュエリー制作を始めると、「どんなデザインにしよう」「どんな石を使おう」という部分に意識が向きやすいものです。
けれど、作家活動を続けていく中で、大切になことがあります。
それが、「素材をどう表記するか」ということです。
ジュエリーは小さな作品ですが、さまざまな素材でできています。
そしてお客様は、「何で作られているのか」を見て選んでいます。
だから素材表記は、「作品の信頼感」につながる大切な情報です。
必要な情報として、
使用材料(金属、石素材、それ以外の素材)
貴金属なら、刻印が実際ものと間違っていないか、素材の表記は適切か
これらをきちんとお伝えできているかを考えます。
素材表記で一番大切なのは、誤解を招かないことです。
特にハンドメイド販売では、作家自身が説明者になる場面も多いため、
「どう伝えるか」がとても重要になります。
金属であれば、お客様が気にするのは「身につけられる素材かどうか」。
特定の金属に反応をおこす方は特に気を付けています。
◆「アレルギー対応」と書くときに、どんな言葉を添えるか。
「K18メッキ」
「すべての方にアレルギーが出ないわけではありません」
実際、アレルギー反応は人それぞれなので、ご本人との会話は重要だと思います。
◆「天然石」と書くときに、どこまで説明するか。
※「天然」の状態ではない素材が多いのです。
加熱処理された宝石
樹脂含浸された天然石
養殖パール
「染色処理あり」
「樹脂含浸されています」
「養殖です」など、わかる範囲の情報は何らかの方法で伝えるほうが良いでしょう。
一言があるだけでも、伝わり方は大きく変わります。
作家にとっては当たり前のことでも、
お客様にとっては初めて知る情報かもしれません。
だからこそ、
わかりやすく伝えようとする姿勢そのものが、作品の安心感につながっていきます。
素材への理解
使う人への配慮
伝え方への誠実さ
素材表記は、ただのスペック説明だけではなく、
見てくださる方に、「きちんと伝えよう」という気持ちを大切に表示しましょう。
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