「イベント」といってもたくさんありますね。
今回は、
作家が参加できるイベントや出店の種類と、
その背景にある仕組み、
そして「どう選ぶか」という考え方について、
整理してみたいと思います。
出店のかたちは、こんなにある
作家が作品を発表・販売する場として、よく見られるのはこんな場所です。
*地元のマルシェや地域イベント
*クリエイターズフェア、ハンドメイドイベント
*アクセサリーやアートに特化したフェスタ
*百貨店でのポップアップショップ
*短期テナント契約や、委託・レンタルスペース型の出店
一見するとどれも同じ「出店」に見えるかもしれませんが、
実際は雰囲気も、目的も、お客さまも大きく違います。
実は違う、イベントの「中の仕組み」
イベントの性格は、
誰が主催しているかによっても変わってきます。
たとえば…
*行政や地域団体が主催するイベント→ にぎわいづくりや地域活性が目的
*民間のイベント会社が主催するフェア→ 集客や売上を重視した構成
*百貨店・商業施設が企画するポップアップ→ ブランドイメージや完成度・信頼を重視
*作家やギャラリーが企画する展示販売→ 世界観や作品性を大切にする場
これらのイベントには、それぞれ主催者が決めた基準に従って、参加の申し込みの手順を踏む必要があります。参加に関してのルールもあるので、要綱をしっかり読んで臨みましょう。
審査の基準や「売れること」をどれくらい求められるかも、この違いによって変わってきます。
そしてとても大切なことがもう一つ。
主催者・関係者との密な連絡・報告・信頼関係をつくること。
どれを選ぶか、正解はひとつじゃない
たとえば…
*まずは人に見てもらう経験をしたい
*自分の作品への反応を知りたい
*ブランドとしてきちんと見せたい
*収益をある程度重視したい
*百貨店実績を作りたい
目的が違えば、
選ぶ場所が違って当たり前です。
今の自分にとって
「何を大事にしたい時期なのか」
を考えると、選択しやすくなります。
少しだけ、経費の話
出店には、必ずお金も関わってきます。
*出店料
*交通費や宿泊費
*什器・ディスプレイ用品
*作品を作るための材料費や時間
売上だけを見るのではなく、
売上 − 経費 = 手元に残るもの
という視点も、そっと持っておくと安心です。
知って選ぶと、疲れにくくなる
出店には、正解も不正解もありません。
ただ、
「知らずに選ぶ」のと
「知った上で選ぶ」のとでは、
気持ちの余裕が大きく変わります。
自分の段階や目的に合った場所を選ぶこと。
それが、長く続けるためのひとつのコツなのかもしれません。
教室では「ジュエリーのこれから」展を主催しています。
作品づくりや価格の考え方を学んだ先に、
ひとつの節目として体験してもらう場として位置づけています。
対面での販売は、
*作品の完成度
*見せ方(ディスプレイ・世界観)
*接客の姿勢
*価格の考え方
など、
これまで曖昧にしてきた部分が、
とてもはっきり見えてくる場でもあります。
「向いている・向いていない」を決めるためではなく、
自分の立ち位置を知るための経験。
直接お客様とお話しできる、素晴らしい機会です。
教室主催という安心できる環境の中で経験を重ねてもらえます。
来年の「ジュエリーのこれから」展8への参加は、
12月末が締め切りになります。詳細はお尋ねください。
出店は、学びの延長にあるもの
出店やイベント参加は、
「売るための場」だけではなく、学びの続きでもあります。
どんな場を選ぶか。
どんな経験を積みたいか。
それを考えながら、外の世界へと
自分に合ったペースで進んで行ってください。
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