ワックスの種類と特徴(月曜定期便36)

教室で使っているワックスの種類と使用感、特徴をご紹介します。

「ハードワックス」と「ソフトワックス」という大きく2つの分類があります。
種類に分かれていて、それぞれ形状や硬さなどでさらに分けられています。

◆ハードワックス

削って制作することに適しています。
教室で使っているフェリスというメーカーのハードワックスは、色々種類も増えたようですが、その中の3つの色を使用しています。これらは色で硬さが違います。
初心者向けにお勧めなのは青。
青→紫→緑 の順に硬くなっています。ほかにも色(種類)がありますので、色々試して、自分好みのものをさがしてみるのも良いと思います。

形の種類は、ブロックワックス、スライスワックス、チューブワックスがあります。

ブロックワックス

画像左下の大きな塊。必要に応じたサイズに切って使います。

スライスワックス

ブロックワックスをメーカーがスライスしている規格品。
いろいろな厚みに切ってあるので、必要なものを選んで使います。
教室ではばら売りしています。

チューブワックス

指輪を作る時に使うもので、穴が開いているタイプの真円(2種類)・穴ズレ(1種類)・印台(3種類)・穴なし(1種類)があります。
※穴なしは教室では取り扱っていません。(スライスで代用できるので)

チューブワックスの穴は8号の大きさなので、8号以下のサイズのときは、スライスワックスやブロックワックスから作るといいです。

◆ソフトワックス

とても柔らかいワックスで、脆い性質です。
ソフトワックスはデザインカッターなどで切り取って、組み立てて熱で溶かし付けます。

シート(パラフィン)ワックス

教室では1.5mmの厚みのものをのばして使用します。厚みの応用がきくので、おすすめです。
溶けると、ハードワックスよりも粘性がない液体になります。
ハードワックスを溶かした時のような盛り上げは難しい性質です。
手の温度で柔らかくなり曲げることができるので、曲面をつくるのに適しています。
傷がつきやすいので取り扱いには注意が必要で、何度も曲げるとひび割れてしまいます。

ワイヤー(スプルー)ワックス

線状のワックスで、柔らかいけれどちぎれやすい。
線のまま組み合わせてつかったり、より線なども作れます。(少し温めてから使わないと折れます。)
教室には1.0mm、メーカー違いで1.5mm 1.8mmを用意しています。

みつろう

蜂の巣からとれる「ビーズワックス」と、松やに、そしてパラフィンワックスを調合してつくります。

適度な柔らかさを粘性があり、「引き目」をつくる素材として重宝します。

引き目から指輪を作った作品

ソフトワックスは、気温的に真夏や真冬は形状を保つのが難しいので、制作するなら秋冬がお勧めです。
みつろうは材料の準備がありますので、受講希望は事前にお知らせください。

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