ヤスリをかけるのが苦手な人、
面がまっすぐにならないと思う人。
すぐリューターを使おうとしていませんか?
回転工具は、楽に思えるかもしれませんが、細かい部分や平面を出す作業には向かない場合があります。
リューターに頼る前に、姿勢を見直して、ヤスリに慣れることに取り組みましょう。
ヤスリがけで、まず意識したいことはひとつだけ
ヤスリがけがうまくいかないとき、
力の入れ方や道具の使い方を見直したくなるかもしれません。
ですが、まず意識してほしいのはひとつだけ。
「姿勢」です。
■ついやりがちな動き
多くの方が、削っている面をしっかり見ようとして、
顔を近づけて作業してしまいます。
ていねいにやっているつもりでも、
この姿勢が、実は仕上がりに影響してしまうことがあります。
■目で追いかけると、なぜ歪むのか
手元をのぞき込む姿勢になると、
・体が前に倒れる
・腕の可動域がせまくなる
・ヤスリの動きが短くなる
といった状態になります。
すると、ヤスリはまっすぐ動いているつもりでも、
実際には細かくブレたり、面が波打ったりしてしまいます。
■まずはここだけ意識してみてください
ポイントはシンプルです。
「目を近づけすぎない」こと。
ほんの少しでいいので、手元から目を離してみてください。
それだけで、体が起きて、腕が自然に動くようになります。
すると、ヤスリの動きが安定して、面が整いやすくなります。
姿勢が整うと、
・ヤスリを長くまっすぐ動かせる
・力が一点に偏りにくくなる
といった変化が自然に起こります。
難しいテクニックを覚えなくても、
それだけで仕上がりが変わってきます。
コツは「長いストローク」
もうひとつ大事なのは、ヤスリの動かし方です。
細かく動かすのではなく、
一定の方向に、一定の長さでストロークをとること。
そのためにも、無理のない姿勢が必要になります。
姿勢が整うと、自然とヤスリの動きも安定してきます。
ヤスリがけは、つい手先の技術に目がいきがちですが、
実は「姿勢」が土台になっています。
・目で追いすぎない
・体の軸を安定させる
・長いストロークを意識する(肘を引く)
この3つを意識するだけでも、仕上がりは大きく変わります。
ちょっと体験してみましょう
同じ材料を使って、
次の2つのやり方でヤスリをかけてみてください。
① 顔を近づけて、細かく動かす
② 少し目線を離して、長くストロークをとる
仕上がりの面や、ヤスリの当たり方を見比べると、
違いがはっきりと感じられると思います。
自分でわかりにくいと思った方は、教室で「姿勢を見て欲しい」とお伝えください。
気付いた時にはこちらから注意することもありますが、
姿勢を変えることで、ヤスリが上手になりますよ。^^
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