「芯金(しんがね)ってどんな道具?」(月曜定期便18)

◆ 芯金ってどんな道具?
芯金は、形を真円に近づけたりするための棒状の金属ツール。鉄製やステンレス製です。
指輪以外には、丸環やパイプをつくる時、カーブを作りたい時にも使います。

本格的に叩いて整える作業では欠かせません。でも、初心者さんや、まだ自宅に道具をそろえきれていない方にとっては「高いし、重いし、すぐには購入できない」と感じるかも。

そこで、芯金がなくても、工夫でけっこうなんとかなる方法を紹介します。

◆ 芯金がないときの代用品いろいろ
リングの場合、内径寸法に近く、丸みがあって、ある程度の硬さがあるものが代用に向いています。
例えば

太めの筆や丸軸の工具の柄
 → 木製やプラスチックでも可。軽く押し当てる程度なら十分。

スチール製の丸い柄
 → 適度な硬さと丸みで、軽い整形に便利。

マーカーやマニキュアのボトル
 → 薄い金属板なら柔らかいので、サイズが合えば見た目以上に活躍します。

木の丸棒・金属パイプ(ホームセンター品)
 → 加工すれば立派な芯金棒代わりになります。

◆ ポイントアドバイス
代用するものの表面は、傷や凹みがないか確認してから使うのがコツ。リングにそのまま写ってしまいます。巻き付けるときは少しずつ角度を変えて、ぐるりと均等に圧をかけるように意識して巻き付けます。叩きすぎは伸びたり厚さが変わったり、硬くなったりするので極力、 必要最小限の力で整えましょう。

◆ まとめ:「ないなら、工夫。」
道具って、無くても工夫できる。でも、「あるとやっぱり便利」です。
芯金もそのひとつ。代用品で感触を掴んだあとに、ちょっと良い道具を導入すると、制作がもっと楽しくなります。

中央の鉄の棒が、指輪用の芯金です

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