◆小豆(あずき)
楕円のコマが連なった一番スタンダードなチェーン。
定番の長さは、40cm、45cm、50㎝、60cmで、金具を含めた長さになっています。
スライドアジャスターで長さが調節しやすいタイプもあります。
長さだけでなく、幅にも選択肢があります。ここで言う「幅」は、チェーンの太さです。
0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.5mm~
小豆チェーンの場合、もう一つ確認したいところがあります。
それは、「線径」です。これは、1コマの線の太さになります。

左2本は同じ線径の小豆チェーン
左から3本目は線径が上記より太めなので、しっかりして見えます。
右はベネチアンチェーン
全て同じ1.0mm幅のチェーンです。
線径が太い=重量が大きいので、価格にも差があります。ペンダントを下げるならば、その重量に耐える耐久性も重視しましょう。
小豆チェーンの魅力とデザインへの活用
小豆チェーンは、使いやすく耐久性と美しさを兼ね備えています。
ペンダントチェーンやブレスレット、アンクレットなど、幅広いアイテムに使用されていて、コマのアレンジでカット小豆や長短の組み合わせなど豊富に流通しています。
太さによりデザイン効果をもたらします
小豆チェーンの太さを変えることで、作品の印象や実用性が大きく変わります。
- 細めの小豆チェーン(0.8mm~1.5mm)は、華奢で繊細な印象。
小さなペンダントトップや、シンプルな一粒石ネックレスと相性が良い。
軽量で着け心地が良く、日常使いしやすい。 - 中程度の小豆チェーン(1.6mm~3.0mm)は、バランスの取れた太さ。
ペンダントトップのデザインを選ばず、幅広いスタイルに対応可能。
適度な強度があり、長期間の使用にも耐えやすい。 - 太めの小豆チェーン(3.1mm以上)は存在感。
チェーン単体でもデザインの主役になり得る。
重厚感のあるペンダントや、カジュアルなファッションに適している。
頑丈で、耐久性が求められるアイテム(ブレスレットやウォレットチェーンなど)に向いている。
デザインへの応用

単なる「くさり」としてではなく、パーツ同士をつなげる間に利用したり、チェーン自体を作品の一部に使用することも楽しい。
コマのサイズを理解して、丸環を増やせば途中にもポイントを付けることも可能です。
チェーンの幅や長さ、線径とコマの幅は、日頃から見比べて、好みのサイズを決めておくと
いざ使う際に迷わなくて良いです。
ただし、メーカーにより微妙な違いがある場合もあります
手間をかければ手作りもできますので、いつか挑戦してみてくださいね。^^
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