「優しい気持ち」で観察する(月曜定期便55)

人が作り出すものには、
必要とされているからこそ研究され、工夫され、形になってきました。

私たちの身の回りにある製品も、誰かが時間をかけて考え、
試行錯誤を重ねた結果として生まれたものです。
それらをただ「使う」だけでなく、
どんなふうに作られているのか
なぜこの形なのか
自分はどこに惹かれるのか
そんな視点で観察してみると、見えてくるものが変わってきます。

最近のアイデア商品を見ていると、その発想力に驚かされることが多くありますね。
それは同時に、日々たくさんの人が観察し、考え、工夫を重ねている証でしょう。

観察することは、特別な才能ではありません。
「よく見る」そして「感じる」ことから、新しいアイデアは静かに芽生え始めます。

ジュエリーの制作も、同じことが繰り返されています。

たとえば、
爪を長くしていても、加齢によって細かな作業がしづらくなっても
使いやすいネックレスの金具や近年増えてきたマグネットタイプの金具も、
すべて「使う人の便利さ」を考えて生まれた、やさしい工夫です。

「ここがもう少しこうなれば、もっと良くなるのに。」
そんな目の付け所に気づける人は、
身につける人の目線で、ものづくりができる人となり得るでしょう。

見た目の美しさはもちろん大切ですが、
使い勝手の良さを考え、そこに工夫を重ねていくことで、
これまでにない新しい使い方や、価値そのものが生まれてくることもあります。

新しい発想というものは、実はとても身近なところにあります。
ただし、それを形にするには、試行錯誤が欠かせません。

同時に、ひとりで抱え込まず、誰かに相談することが、
思いがけず近道になることもあります。

自分で考えて手を動かし、
身近な人に実際に身につけてもらい、
日常の中で本当に使えるかを試してみる。

そうした小さな積み重ねが、
「アイデア」を「使われるもの」へと育てていくのだと思います。

第三者の視点を取り入れながら、
一緒に観察し、考え、試していく。

そして、それらは「検品」という作業にも繋がります。

身につけやすいか、尖っていないか、ひっかからないか壊れやすくないか、仕上げはどうか。

そんな時間を大切にしつつ、素敵なものづくりを進めていきましょう。^^

こちらもどうぞ。

コメント

この記事へのコメントはありません。

受講・体験・見学のご予約

①下記のカレンダーからのご連絡(即時予約となります。リクルートIDの連携で、入力が省けます。)

ウィジェットが見づらい場合→こちらをブックマークしてご利用ください。

②SNSからのご連絡(24時間受信は可能です。23時以降は翌朝お返事致します。)

③メールでのご連絡(確認に少しお時間がかかります。)

④お電話でのご連絡(休講日や講座中出られない場合もございます。)