焼きなまし

金属素材を柔らかくすく工程のことを「焼き鈍し(やきなまし)」と言います。

色の変化に注目してください。

金属は圧力がかかると硬くなる性質を持ちますので、叩いたり、延ばしたりするとすぐに硬くなり、そのまま圧をかけ続けると割れることがあります。

それを避ける為には、途中で「焼き鈍し」という工程を挟みます。

つまり、火で焼いて金属の結合を弛ませるのです。

焼き鈍しをすると、硬くなった金属の結合を弛めることができ、つぎの工程の補助になります。

板材を指輪になるように叩いているところ

こちらもどうぞ。